基本的にはクレジットカードと同じ利用が可能です。ただしエンボス加工と呼ばれる仕様ではないため、インプリンターによる手動での取り扱いはできません。CAT端末機などのクレジットカード照会端末機で利用することが前提となっています。
◆インプリンターとCAT
インプリンターはクレジットカードの券面にある、でこぼこの文字を複写式のカード伝票に印刷する機械で、でこぼこにする技術をエンボス加工と呼んでいます。現在でもCAT端末機を導入していない加盟店や、CAT端末機が故障した場合に使用されていますが、大型店舗などではほとんどCAT端末機が普及しています。
CAT端末機はオンラインでクレジットカード会社と加盟店をつないでいるもので、自動的にクレジットカードの承認とカード伝票を作成します。24時間稼動で無効カードもリアルタイムで反映するため、セキュリティーや犯罪防止の面で優れています。
◆VISAデビットカードの利用方法
VISAデビットカードはこのCAT端末機での利用を前提にしているので、インプリンターでは利用できませんが、一般の加盟店ではほとんど不自由なく利用することができます。クレジットカードと利用方法は同じですが、J-Debitも利用できる端末機では暗証番号を入力する必要があります。
VISAデビットカードの番号体系はクレジットカードと同じで、裏面にセキュリティーコードもあるのでインターネットショッピングも可能です。見た目でクレジットカードと違う点はエンボス加工がないところだけです。
VISAデビットカードを利用すると基本的にはリアルタイムで口座から利用代金が引き落としされます。しかし、経験上2週間ほど引落がずれるケースもあり注意が必要です。クレジットカードのように定期的に支払いをする利用もできますが、その場合は特に引き落とされるタイミングを確認しておく必要があります。
・デビットカードは基本的には銀行のキャッシュカード。デビットカードの加盟店でショッピング利用ができ、リアルタイムで口座から引き落としがされる。J-Debitは独自の加盟店を開拓しているが、VISAと提携したVISAデビットカードは世界中のVISA加盟店で利用ができる。
・日本でVISAデビットカードを発行しているのはスルガ銀行、楽天銀行、日興コーディアル証券、ジャパンネット銀行などで、ネットバンク系が多い。最初の発行開始は2005年のスルガ銀行。
・デビットカードは自分の口座にあるお金の範囲内で利用するのでクレジットカードのように審査は必要ない。基本的には口座を持っていれば誰でも利用できるが、年齢は15または16歳以上に設定されている場合が多い。ただし高校生でも利用が可能。