日本のデビットカード事情 

日本ではデビットカードのしくみはJ-Debit(日本デビットカード推進協議会)が普及させてきました。独自に加盟店を開拓して全国の都銀・地銀などのキャッシュカードで買い物が出きるしくみを作ってきたのです。2000年から本格的活動を開始しているJ-Debitは全国1600の金融機関のキャッシュカードが利用でき、加盟店は25万店となっています。また2001年では取引件数600万件、取り扱い金額3000億円だったのが、2005年には1250万件、8500億円と倍増しています。デビットカードを利用する理由としてはATMから引き出す手間が省けることや、手数料がまったくかからず申し込みも必要がないといった店が上位になっています。現金払いを中心に利用している人にとってはまさに現金に代わるカードといってもいでしょう。現在、銀行のキャッシュカードもクレジットカードと同じように盗難保険が付帯されているものがほとんどです。安全面でもクレジットカード並みになっているといっていいでしょう。

しかし、クレジットカードと比較するとJ-Debitはサービス面では劣るのが現状です。クレジットカードではポイントプログラムや各種付帯保険、割引サービスなどが充実しています。デビットカードでは加盟店手数料しか収入がないため充実したサービスを提供できないのがデメリットとして挙げられます。しかし、2005年から発行されているVISAデビットカードではJ-Debiに比べてある程度サービスが提供されています。J-Debitと違い年会費を支払って高還元率のキャッシュバックを受けることができるVISAデビットカードも発行されています。もちろん年会費なしのデビットカードも選ぶことができ、デビットカードもサービスによって選択できる時代が来ました。証券会社発行のVISAデビットカードでは年会費が高額ですが、プラチナカード並みのサービスも受けることができます。今でははクレジットカードと同じようにサービスでデビットカードを選ぶことができます。

デビットカードのまとめ

・デビットカードは基本的には銀行のキャッシュカード。デビットカードの加盟店でショッピング利用ができ、リアルタイムで口座から引き落としがされる。J-Debitは独自の加盟店を開拓しているが、VISAと提携したVISAデビットカードは世界中のVISA加盟店で利用ができる。

・日本でVISAデビットカードを発行しているのはスルガ銀行、楽天銀行、日興コーディアル証券、ジャパンネット銀行などで、ネットバンク系が多い。最初の発行開始は2005年のスルガ銀行。

・デビットカードは自分の口座にあるお金の範囲内で利用するのでクレジットカードのように審査は必要ない。基本的には口座を持っていれば誰でも利用できるが、年齢は15または16歳以上に設定されている場合が多い。ただし高校生でも利用が可能。
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